イギリス、ロンドン発のCOSTA COFFEE(コスタコーヒー)からペットボトルコーヒーが新登場した。
この独特な臙脂色とCOSTAのロゴを見れば、ピンと来る人も多いハズ。
ペットボトルコーヒーの新製品が続く中、COSTAコーヒーは「高級志向」を特徴にしている。
品質の高い豆と通常の1.3倍ものコーヒー豆を使っているところがポイント。
人気が高く在庫切れが多発しているらしいCOSTAコーヒーをレビューしてみる。
・1.3倍の量のコーヒー豆を使用
・270mlで税込み170円
COSTAコーヒーの特徴
ペットボトルコーヒーの中でも高級感を持ち味にしているCOSTAコーヒー。
ペットボトルコーヒーは持ち運びに便利で、パッケージのデザインもおしゃれ。
サントリーのCRAFT BOSSが有名で私も時々飲む。
そことは棲み分けをするために、次の点がポイントである。
コーヒー豆の量は1.3倍!
通常のペットボトルコーヒーよりも豆をふんだんに使っており、1.3倍の量を使っているとのこと。
レインフォレスト・アライアンス認証
環境や自然に配慮された品質の高い製品にのみ与えられるレインフォレスト・アライアンスを認証している。
緑のカエルマークが特徴だ。
強気の価格設定
COSTAコーヒーを見たとき、「小さめなサイズだなぁ」と思った。
実際に容量は小さめで、270mlだ。
それでいて、価格は税込み170円。
他のものと比べると、2倍くらいの価格であることは、かなり強気だと言って良いだろう。
COSTAコーヒー・ブラックの感想
飲んでみると、たしかに違いははっきりわかる。
CRAFT BOSSなどは、水出し系のスッキリで飲みやすい味になっているが、COSTAコーヒーはしっかりしたコーヒー感が得られ、酸味も感じられる。
ペットボトルなので、そこまで香りには違いはないが、贅沢な気分には多少なれる。
ただし、あくまでもペットボトルコーヒー。
正直言って、味だけ考えればコンビニコーヒー(マシンで挽くやつ)のほうが圧倒的に美味しいのは間違いない。
さらにCRAFT BOSSのスッキリした飲み口は一般向けに作られているのに対して、COSTAコーヒーは本格派なコーヒーを目指しているように思う。
この志向によってコーヒーの濃さや酸味が苦手と感じる人は少なくともいるだろう。
COSTAコーヒー・カフェラテの感想
カフェラテはCRAFT BOSSよりも甘みが強めになっている。
コーヒーらしさもミルクのコクもしっかりしており、こちらは結構ありだと感じた。
ヨーロッパのラテ系のコーヒーは甘みが強いことが多い。
そこをイメージして作られているのかもしれない。
ペットボトルコーヒーの新しいポジションを得られるか!?
他のペットボトルコーヒーとは違う戦い方をしてきたCOSTAコーヒー。
たしかに他のコーヒーよりも高級感があり、ちょっと贅沢気分にはなれる。
しかし、およそ2倍の価格差を覆すだけの価値はあるのだろうか。
今後のコーヒー業界にどう影響を与えるのか楽しみである。