今回はハンドドリップコーヒーの美味しい淹れ方の手順を紹介します。
・味を調整するには、どんな要因があるのかわからない
本記事によって、これらの疑問を解決します!
●本記事の内容
- ドリップコーヒーを淹れるために必要な準備器具
- ドリップコーヒーを淹れる方法と手順について
- ドリップの過程で味が変化する要因について
ハンドドリップコーヒーには、その過程で味が変化する要因がたくさんあります。
「どうすれば、どうなるのか」味の変化の要因について解説します。
自分がその時、飲みたい味に調整できるという点は、ハンドドリップコーヒーの大きな魅力です。
器具の準備
器具を準備します。
今回も「自分用の極上の1杯」を淹れることを目標としてます。
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- スケール(はかり)
- コーヒーカップ
- 好みの粒度に挽いたコーヒー豆
を、用意します。
まずは、ペーパーフィルタをドリッパーにセットします。
このとき、ペーパーフィルターをミシン目に沿って折り目をつけておきます。
これは、ペーパーフィルターをドリッパーにしっかり密着させるためです。
セットしたら、お湯で全体を濡らして(リンス)、器具全体を温めておきます。
ペーパーフィルターの紙臭さを消す役割もあります。
お湯の温度は90℃前後くらいが一般的です。沸騰してから少しそのまま置いてればOKです。
いよいよドリップ
では、フィルターにコーヒー豆をセットして、横から軽く叩いてならしてあげます。
1人分だとコーヒー豆、10 g 前後です。
1投目 蒸らし
粉全体にお湯がいきわたるように、中心から端の方に向かって回しながらお湯を注ぎます。
しっかり全体が湿ることを意識したほうが良いです。
この蒸らしの行程は思っている以上に重要です。蒸らしをせずにコーヒーを淹れると、なんだか味気ないコーヒー風味のお湯みたいなものが出来上がります。
蒸らしの時間は20秒から30秒程度が目安です。
2投目 抽出していこう
蒸らしが完了したら、すぐに2回めのお湯を注いでいきます。
作りたい量の半分くらいを目安にお湯を注いでいきます。
ゆっくり注ぐほど抽出時間が長くなり、しっかりした味に、はやく注ぐほど抽出時間が短くなり、あっさりした味になります。
上記の蒸らしの時間と同じですね!!
粉の中心に500円玉くらいの円を描きながらくるくるとゆっくり注いでいきます。
コーヒー豆にお湯をさらしてあげる頻度によって濃さを調整できるわけです。(端にかけるほどコーヒー豆が真ん中の方に集まってお湯にさらされる)
コーヒー豆がどういう状態なのかイメージする(できるようになる)ことはとても大事です!
時間や温度、コーヒー豆の量、挽き目の大きさ、湯量、湯の注ぐ位置、などなど
あなたのコーヒーへのイメージと想いが味を変えていくのです!!
3投目 抽出完了
およそ、3回くらいで淹れ終わるのが一般的です。
2投目と同じ要領で真ん中からお湯を注いでいきます。
注ぎ終わったら、目的の湯量までコーヒーが抽出できたところで、ドリッパーを外して完成です。
最後のほうの抽出されたコーヒーはえぐみが含まれており、抽出されないようにした方が良いと言われています。
コーヒーの味が変わる要因をまとめると以下のようになります。
完成
自分でハンドドリップしたコーヒーはいかがでしょうか。
ペーパードリップはシンプルな器具でコーヒーを淹れることができ、さらに、エグミや雑味が少なく誰にでも飲みやすいコーヒーを作るやすい方法です。
どこのカフェで飲むコーヒーよりも美味しく感じるのではないでしょうか。
「自分のための最高の一杯を」ぜひ、自宅で楽しんでください!!