天然素材の麻(リネン)を使った繰り返し使えるコーヒーフィルター。
それが、珈琲考具のリネンフィルター。
今回はリネンフィルターのレビューをします。
結論からいうと、このリネンフィルター、
●珈琲考具リネンフィルターの特徴
- コーヒーオイルを抽出できる
- 洗って繰り返し使用可能
- 片付けがちょっと面倒
リネンフィルターを使ったコーヒーの抽出方法と実際に飲んでみての感想を写真を交えて解説します。
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珈琲考具リネンフィルターの基本情報
天然素材でできた優しい風合いのリネンフィルター。
リネンですが、少しのコシのあるパリッとした質感で、耐久性も兼ね備えてます。
珈琲考具リネンフィルター
サイズ : 幅 18 cm × 高さ 15 cm
容量 : 一度におよそ1~4杯のコーヒーを淹れることが可能
材質 : 麻(リネン)
生産国 : 日本
価格 : 770 円(税込み)
リネンフィルターはネルドリップとどう違う?
ペーパードリップとネルドリップ。ハンドドリップ界のツートップです。
クリアで飲みやすいコーヒーになるペーパードリップ
コーヒーフィルターで最もメジャーなものはペーパーフィルター。
目の細かいペーパーフィルターはコーヒー豆の微粉をしっかりキャッチしてくれて、クリアで澄み渡ったコーヒーに仕上げることができます。
しかし、コーヒーオイルというコーヒーのコクや深みを引き出す成分まで取り除いてしまうデメリットも・・・。
濃厚で豆本来の味を引き出すネルドリップ
ネルドリップは起毛した織物の布(フランネル)を使ったドリッパー。
布なので、コーヒーオイルまで抽出することができます。
ネルは繊維が太くしっかりしているため、乾かすのに時間がかかることやニオイ移りしやすいことがデメリットでもあります。
そのため、ネルドリップの保管方法は水に入れた容器につけたまま冷蔵庫で保管するのが一般的。
その水も頻繁に交換することが推奨されています。
それぞれの良いとこを持ち合わせる珈琲考具リネンフィルター
そうしたネルドリップの保管の手間を解決したのがリネンフィルター。
コーヒーオイルはしっかり抽出でき、なおかつ、天然のリネンは薄く、すぐ乾き、ニオイ移りしづらい。
使用後すぐに水洗いして、風通しの良い場所に干しておけば、3時間程度で完全に乾きます。
ほんとにすぐ乾くから良い!!
珈琲考具リネンフィルターでコーヒーを淹れてみる
まずは、リネンをなじませるためにしっかり湯通しします。
コーヒーを中細挽きで挽いて、ドリッパーにセット。
いつもどおり蒸らしてから、ドリップ開始。
コーヒードームの様子。
ペーパーフィルターに比べて、目が粗いためお湯が落ちるスピードが早い。
抽出のコントロールはペーパーフィルターより、少し難しいように思います。
完成。
コーヒーの水面をよく見てみると、オイルが抽出されていることがわかります。
コーヒーの風味をしっかり感じられて、よりボディ感のあるコーヒーが淹れれます。
それでいて、微粉はほぼ含まれないようで、舌触りが不快なかんじは一切ありません。
フィルターを変えるだけで、こうも変わるのか。と思わせてくれました。
コーヒーオイルが苦手な人もいるようですが、味だけでいえば、断然、リネンフィルターで抽出したほうが美味しい。
片付けは、ちょっと面倒
ペーパーフィルターなら、コーヒーを淹れたあとはそのままゴミ箱に捨てるだけ。
しかし、リネンフィルターはそうはいきません。
ドリッパーに溜まったコーヒーカスをキレイに処理するのは、結構面倒。
繰り返し使えるメリットはあるものの、洗うという手間が増えるのは事実です。
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